FC2ブログ

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Cマウントレンズ、ARRIFLEXマウント、Dマウントレンズなどシネレンズの覚書きを中心に2009/07/10から2013/05/24まで発信していました。2012年7月より『F1.1』、それ以前は『C-Mount blog』というブログ名で運営していました。

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過去記事の検索は以下の手順をご参考にしてください。
(PCビューの場合です)

・画面トップのタイトル「F1.1」の文字をクリックするとトップページが表示されます。

・トップページには新しいものから10件の記事が表示されています。

・記事の右側の「カテゴリ」は、大まかにレンズメーカーごとに分類しています。クリックするとそのカテゴリの記事が新しいものから10件づつ表示されますが、ダイジェスト形式での表示なので、全文と写真を表示するには各記事をクリックして下さい。

・掲載している写真はアスペクト比を変えることがありますがノートミングです。(トリミングしている場合は明記しています。)

・レンズの記事のタイトルは、そのレンズの銘版に刻まれた文字を出来る限りそのままタイトルにしています。

・レンズの外寸、重量はすべて実測です。全長は、Cマウントレンズの場合マウント面からレンズの先端まで、Arriレンズはカメラのマウント面からアダプターも含め先端まで、いずれも無限遠でフードは外した状態です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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Blackmagic Pocket Cinema Camera 12.48 × 7.02
m4/3 17.3 × 13.0
16mm 10.26 × 7.49
SUPER 16 12.52 × 7.41
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新しいブログ!

実は、レンズとカメラのブログを新たに始めてしまいました!

http://straysheep67.seesaa.net/

ブログ名もまだ仮の名前なんですけど、

こんどのブログは縮小無しのオリジナルサイズのまま写真をアップロードする事ができるので、レンズの描写もカメラの性能もお伝えしやすいかと思います。

よろしくお願いします。

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最終回です! The final episode.

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P.ANGENIEUX PARIS F25 1:1,4 TYPE S41 + X-E1
(X100で撮影)

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18年前にウチにきたサボテンの花が咲きました
(P.ANGENIEUX PARIS F25 1:1,4 TYPE S41 + X-E1で撮影)

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DALLMEYER 1" F/1.8 LONDON SPECIAL ANASTIGMAT + GF1
(VOIGTLANDER NOKTON 50mm F1.1 + X-E1で撮影)

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今年のGWにウチの動植物の仲間入りをした、かわいい3匹の金魚『ピンポンパール』
(DALLMEYER 1" F/1.8 LONDON SPECIAL ANASTIGMAT + GF1で娘が撮影)



このブログを始めて47ヶ月、もうすぐ4年になりますが、ここからの発信はこの記事が最後になります、

いつも見にきて下さいました皆さま、コメントを書き込んて下さいました皆さま、どうもありがとうございました!

ブログの引っ越しとか移行とはちょっと違いますが、こちらと平行して更新していたもう一つのブログ『MACH0.004』は今まで通り超不定期に更新していきますので、気が向いたらそちらをブックマークして下さい、

今まではシネレンズやミラーレスカメラの話題は『F1.1』の記事に、と決めていましたが、今後は仕分けする必要もなくなりますので『MACH0.004』に心置きなくアップする予定です、

ではでは〜。




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Teikoku Kogaku Japan ZUNOW Cine 1:1.1 f=1" + GF1
(Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1で撮影)

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Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1とNOKTON 50mm F1.1
(Teikoku Kogaku Japan ZUNOW Cine 1:1.1 f=1" + GF1のクロップモードで撮影)

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Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1とNOKTON 50mm F1.1
(DALLMEYER 1" F/1.8 LONDON SPECIAL ANASTIGMAT + GF1のクロップモードで撮影)

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Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1
(ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=13mm + PENTAX Qで撮影)

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Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1
(ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=13mm + PENTAX Qで撮影)

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ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=13mm + PENTAX QとCOSINA TV LENS 50mm 1:1.8 + NEX 5N
(Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1で撮影)

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ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 F=13mm + PENTAX QとCOSINA TV LENS 50mm 1:1.8 + NEX 5N
(Carl Zeiss Planar 1:2 f=32mm + X-E1で撮影)

六本木ヒルズ × KINOPTIK APOCHROMAT 25mm F2

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久しぶりのマイクロフォーサーズ、OLYMPUS E-P2にKINOPTIK 25/2の組み合わせ、

(以下全てキノプティック+E-P2、画像クリックで拡大表示、モニター環境によってはさらにクリックで拡大できます、)

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E-P5の発表は明日らしいけど、もう数日前から画像もスペックもリークしてますね、

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新型のEVFも同時に発表らしく、スペックを見ると良さそうだしE-P2にも装着できるそうで、

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E-P2用にちょっと欲しくなります、、、

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マイクロフォーサーズはE-P1とE-P2とGF1とGF2とGX1とG1とG3とE-PM1を使ってみましたが、E-P1とE-P2がいまだに一番好きで、ボクの個人的な好みとしては、それを超える魅力のあるカメラが出ていません、

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OM-D E-M5は性能は良さそうだけど、あのデザインがどうしても受け入れられない、OMの血統なら軍幹部両肩が下がらず一直線じゃないと厭だ!

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E-PL5も結構上手にまとめていると思うけど、背面液晶が小さいし、何か魅力薄い、すごく安く売ってたら買ってみようかなみたいなレベル、

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そう、安かったら買いたいみたいなカメラはいらないカメラですよね、高くてもどうしても欲しい!みたいなのをマイクロフォーサーズも出してくれないと興味が醒めていってしまいます、

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E-P5はちょっとだけ興味あるのかも、ちょいダサな軍幹部は分厚くて金属の塊感があるのが良さそうだけど、実物を触ってみるまでは、、、

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キノプティック+E-P2で撮ったバラのオブジェの写真、X100と比較できるかと思って、

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このレンズはCマウントのF2クラスの標準レンズとしては珍しく真っ直ぐなものが真っ直ぐ写る、

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キノプティックの写りもですが、E-P2の写り、好きなんです、、、

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自然な描写になるようにチューニングされているんだと思いますけど何だか妙にリアルです、R-D1とかGXR A12とかの写りも同じような雰囲気を感じて好きです、

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SIGMA DP2xやDP2 Merrillはリアルなんだけど、解像度がありすぎるのかレンズとの相性が完璧すぎるのか、時に目がキリキリするように感じる事もある、でもそれはそれで楽しいけど、、、

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FUJIFILM X100とX-E1は、何を撮ってもキレイに写ってしまう、錆びた塗炭の家壁も電柱も青空もすっぴんではなくてメイクをしてから写したみたいに、、、

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この東京タワーと少年の写真だけJPEG撮って出し(サイズは縮小)、その他の写真はJPEG撮りでMacのiPhotoでささっと調整(1枚あたり数秒〜30秒位)してアップしています、





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これもキノプティックとE-P2で撮った(JPEG撮って出し)六本木ヒルズでの写真じゃなくて家の中での写真ですけど、アンダーめの時のこういう誇張の無い描写とか、なんとなく気に入ってます、

なんとなくですけど、

六本木ヒルズ × Fujifilm X100

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4連休の初日は六本木ヒルズの森美術館にミュシャ展を見に行く予定で、ついでにJ-WAVEのフリマも見ようと朝から家族4人で出掛けた、

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フリマを一通り見て、お昼はビュッフェ形式のイタリアンの店に、

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持って行ったカメラは、E-P2+Kinoptik Apochromat 25/2と、家族のスナップ用にX100、

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と言いつつ、35mmの画角とAFとファインダーが心地好いのでついついX100の出番が多くなる、

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でも建物とかも新し過ぎの造られ過ぎで、あんまり興味を惹く被写体は無いし、

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家族のスナップばかりで、

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ブログにアップするような写真でも無いんですけど、、、

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この大きな金属製のバラのオブジェは、むかしミノックスBで撮った事がある、

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それで、肝心のミュシャ展は、ゴールデンウイークの所為か60分待ちとかで、また今度にしました、

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子供達が食べたいというので、大理石の上でアイスクリームを混ぜながら歌を歌ってくれる店のやつを食べました、

マーベラス小さい!新型GR

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APS-Cセンサー&18.3mmGRレンズ搭載の新型GRの発表がありネット上の盛り上がりもひしひしと伝わってきますが、

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RICOHファンの一人であるボクにとっても勿論それはそれはセンセーショナルなニュースでした、

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想像を絶する小ささです、、、

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そしてさらに、GR公式ブログ見て驚きました、

http://www.grblog.jp/2013/04/New-gr-2013-Apr.php

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電源ONでのレンズ繰り出しが、1/1.7センサーの現行GRDより断然短いのです、

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そしてそして、GRレンズの超小型化はデジタル画像処理の賜物だと思っていましたが、

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まさかのディストーション補正の画像処理なしだそうです、

http://www.grblog.jp/2013/04/post-505.php

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しかも画面の端から端までまっすぐです、

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これはいけませんね、知れば知る程、、、

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気になるGXR A12 28mmとの比較記事も、

http://www.grblog.jp/2013/04/New-gr-2013-2-Apr.php

そうですか、センサー側に秘密があったんですね、

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「18.3mm F2.8 GR LENS」に合わせてセンサーのマイクロレンズをオフセットして最適化、ですか、

レンズ本来の性能として歪曲収差をここまで無くしているという所にリコーの心意気を感じます、

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「GR LENS」は本物です、

センサーに媚びて何とか便宜を図ってもらおう(自分の至らなさを補ってもらう)とかせせこましさが一切無い、

「私(GRレンズ)は自分の仕事をきちんとやっています、後はあなた(センサー)の仕事ですよ」






(写真は全てX-E1+XF18mm F2Rで撮影、本文とは全く関係ありません)

2/3インチセンサーのミラーレスとCマウントのシネレンズ

4日前になりますが、FUJIFILMがX20やXF1で評判の良い2/3-inch X-Trans CMOSセンサーを使用するミラーレスカメラを開発しているという噂がありました、

デジカメinfo : 富士フイルムが2/3インチセンサーを採用した新シリーズのミラーレスカメラを準備中?

2/3インチセンサーの大きさは8.8×6.6mmだそうで、10.26×7.49mmの16mmフィルムのスタンダードフォーマットより一回り小さいので、全てのCマウントシネレンズがケラレず、尚かつ本来のイメージサークルの内側をかなり効率よく使用して撮影できそうだなと思ったのですが、、、

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2/3インチセンサーの場合、35mm換算にするには焦点距離×3.9となるようで、10mmのレンズで39mm相当ですか、

Xマウントの展開を見ればニコンのように他社レンズを拒絶したりは無さそうだし、使い勝手やギミックや意匠もカメラマニア心をくすぐるものにまとめてくれる富士フィルムなので、ちょっと期待してしまいます、

FUJINON ASPHERICAL LENS SUPER EBC f=35mm 1:1.4

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X-E1を購入した時にキットズームの代わりにXF35mmF1.4Rの中古を購入しました、

ズームレンズは何度買ってみてもどうしても馴染めないので被写界深度の浅い単焦点って事で、

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まあ何というか、ボクにはちょっと出来過ぎな感じのレンズなんですけど、とにかく便利で良く写るし良くボケるから、家族の日常スナップとかには軽快なAFはやっぱり便利です、

でもX100が来たから確実に出番が減った、AF以外はNOKTON CLASSICとかぶるし、ドナドナしようか迷うところ、

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こんなデジカメがあったらな

リコーGRデジタルの新しいモデルの噂も信憑性が出てきて、APS-Cセンサーで銀塩GR程度の小さいボディらしいしイイなぁなんてかなり気になってたりしているけど、

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(画像クリックで拡大表示、モニター環境によってはさらにクリックで拡大できます、)

ニコンCOOLPIX Aも同じ28mm(相当)単焦点付きのAPS-Cで話題になっているけど、

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GXR A12 28mmは二年以上前に発売されたにもかかわらず、28mm付きAPS-Cセンサーの、ほぼコンパクトデジカメと言って差し支えないもので、サイズは少し大きいけど、ボクとしては性能的に見劣りもしないと思うし完成度も充分高いと思っているし、APS-Cセンサーのコンデジったって今更だよなぁ、、、と少し思っている、

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GXR A12 28mmはサブカメラとしては非常に使いやすいカメラだけど、メーンカメラとしてはイマイチな感があって、まず電源を入れるとレンズがニュイーっと伸びる所がイヤだ、

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あとファインダー(EVF)が外付けなので出っ張ってしまうから結局外して背面モニターだけしか使っていない、でもこの外付けのおかげでボディが小さくてウエストポーチにも入るからサブ機として成り立つとも言える、

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ではボクにとって普段使いに最適なデジカメってどんなかな、

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フィルムの時代からボクは一眼レフがあまり好きでは無くて、コンタックスT2とライカM6を使っていた、(M6は今もフィルムのメーン機として使ってるけど)

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ファインダーはM型ライカのようなレンジファインダータイプが断然良くて、素通し(倍率は変わるけど)のビューファインダーにブライトフレームがくっきり浮かび上がっているのが、一番リアルに世界を覗いて切り取れる感じがしてしっくりくる、

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となるとM型デジタルかR-D1という事になる、R-D1は暫く使っていたけど今となってはさすがに色々な部分で物足りなくて、そしてM型デジタルは高いから買えなくて、あとレンジファインダーでは70cmまでしか寄れないので、普段ボクが撮る写真はそれでも充分だけど時々寄って撮りたくもなる、それとAFも欲しいし、、、

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そうオートフォーカス、フィルムの頃はM6がメーンでT2がサブだったけど、サブ機のT2は仕事中でもいつでもウエストポーチに入れて肌身離さず持ち歩き、身体の一部みたいになっていたので、咄嗟のシャッターチャンスでも片手でササッと撮る事ができて、AFのピントもほとんどハズレは無かったと記憶している、

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ファインダーはEVFでも良いと思うけど、236万ドットの高性能なX-E1のEVFでも見えに不満がある、タイムラグとか明るさの変化の度合いとかモアレっぽさとか目立つし色目とか余計な事が気になって迷いが生じる、

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やっぱりブライトフレームがくっきり浮かび上がる素通しの光学ファインダー(OVF)の方が、特にスナップでは写真を撮る事に集中できるよなぁ、

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見えの良い光学系にパララックス補正の精度が高いブライトフレームが浮かび上がる、そんでもって折角最新技術で作るならこの際、液晶技術を駆使して、撮影の設定値(ISO、SS、絞り、露出補正値、電池残量、撮影可能枚数、モード、画質、その他、、、)を全て表示出来るようにして、ヒストグラムも、あと水準器も表示されて、それらの情報表示のどれを表示させるか細かく自分でカスタムできる、

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正確にフレーミングしたり接写したりする時の為にスイッチ一つでEVFに切り替えられる方が良い、

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OVF時はAFの合焦もターゲットの色が変わるだけでは不安だから視野枠(ブライトフレーム)の下に距離のバーが表示され合焦した距離が一目で感覚的にわかったり、MFの時にはカメラを構えたまま無理無く押せるボタンで瞬時にEVFの拡大表示に切り替わり正確にフォーカシング出来てシャッターボタン半押しですぐに元のOVFに切り替わる、

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OVFで撮っていてもシャッターを切った後に一瞬だけEVFに切り替わり撮影画像がプレビューされたらいいな、

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レンズは電源を入れてもニュイーッと伸びたりしないで、できるだけパンケーキレンズが良くて、ボクとしては28mmではスナップにはワイドすぎるから35mm〜42mm位が理想的、普段は50cm位まで寄れれば充分だけど、接写モードに切り替えると10cm位まで寄れる(ちょっと欲張り過ぎか)

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大きさはフィルムのM型ライカと同じか一回り小さくした位がいいな、あとRAWで撮って現像しなくてもカメラ内JPEGで最良の画質が得られる、

そんなカメラがあったらなぁ、、、

















あ、あった!

ありましたココに、FUJIFILM X100 (︶。︶;)

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(この画像以外は全てX100で撮りました)


X-E1, NEX-5N , GXR MOUNT A12とオールドレンズの相性比較検証

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FUJIFILM X-E1とSONY NEX-5NとRICOH GXR MOUNT A12、

APS-Cミラーレス機が手元に3台あります、

3台ともシネレンズやライカMやLマウントのレンズ、今どき風に言えばオールドレンズを使う為に購入したものですが、この3台のミラーレス機とオールドレンズの相性が以前からずっと気になっていました、

もっと具体的に言えばイメージセンサーの結像特性の事です、

自分なりなにレンズの評価を下すにあたり、センサーの結像性能不足が原因で、そもそもそのレンズ本来の描写が正しく反映されていなかったとしたら、正しい評価が出来ないことは言うまでもないからです、

特にレンジファインダー用の超広角レンズは後玉が後方に大きく張り出したものが多く、そのようなレンズの場合、テレセントリック性が保たれない為に、周辺の像か甘くなっているとしたら、いくら周辺まで解像力のある高性能な名玉でも『高性能と噂の割には周辺が流れるユルいレンズなんだなぁ』と勘違いしてしまいますからね、

てなわけで、3台のミラーレス機がデキルダケ同じ条件になるようにセットして、撮り比べてみました、

テストに使ったレンズはこの三本、

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Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 SC(Mマウント)

Carl Zeiss BIOGON 21mm F4.5(Lマウント改造品)

Taylor Hobson COOKE SPEED PANCHRO 50mm F2(ARRIマウント)

標準レンズ代表としてノクトン、広角で後玉の飛び出したレンズ代表としてビオゴン、中望遠でシネレンズ代表としてスピードパンクロを選択しましたが、3台のミラーレス機に装着できて無限も出る事が条件だったので、ルサール20/5.6やCマウントのマクロスイター50/1.4などの候補は見送りました、

(上記の標準、広角、中望遠という表記はAPS-Cに装着して35mm換算として)

テストは、それぞれのレンズで開放から一絞りづつシャッターを切りながらF8までカラーで撮りました、F5.6だけモノクロも撮っておきました、

カラーモードはスタンダード(X-E1はPROVIA)、

テスト時の天気は晴れだったので、ホワイトバランスはオートではなく晴れに統一、

感度ですが、X-E1とGXRのベース感度は200、NEX-5のベース感度は100ですが、ここはネックスにちよっと我慢してもらって200で統一しました、

3台のカメラを使って同一条件で撮るなら、本来はクイックシュー付きのしっかりした三脚を使うべきなのでしょうけど、普段は全て手持ち撮影、どうしてもと言う時もミニ三脚で済ませてしまうボクには、とてもそんなもの持ち歩く気がしないし、第一持ってないので、使い慣れたマンフロットの卓上三脚に活躍せてもらいました、

NOKTON Classicは、F1.4,2,2.8,4,5.6,5.6(BW),8の7枚
BIOGONは、F4.5,5.6,5.6(BW),8の4枚
SPEED PANCHROは、F2,2.8,4,5.6,5.6(BW),8の6枚
計17枚

X-E1とNEX-5NとGXR MOUNT A12で17枚づつ撮るので合計51枚、

51枚の画像は、JPEG撮って出しのまま全てYahooボックスに保存してあるので、リサイズ無しのオリジナルサイズ画像もご覧いただけます、(リンク先の画像の右下にある『オリジナルサイズ』の文字をクリックで開きます)


では撮影した画像です、


Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 SC

<F1.4>
X-E1  NEX   GXR
シャッター速度が足りなくてどれも露出オーバーです、あれっ、NEXはピント外してしまったのかな?うーんわかんない、GXRは何故か飛び抜けて露出オーバーですが、その所為もあるのかパープルフリンジが目立ちます、

<F2>
X-E1  NEX  GXR
NEXは少し前ピンなのかな?でも前の木の幹とかX-E1やGXRの方がちゃんと写ってますね、ブレでも無さそうですけど、、、あと左下の店内の点光源の形状もNEXだけ違いますね、GXRはまだパープルフリンジがありますが、画像サイズが他より小さいのを考慮しても周辺の解像に関しては優秀なようです、

<F2.8>
X-E1  NEX  GXR
中心部の解像感はNEXが一番良くX-E1もかなり良くGXRは少し甘く感じますが、周辺を見るとGXRが一番良くてX-E1は少し甘くNEXは多少像が流れる印象を受けます、

<F4>
X-E1  NEX  GXR
中心部も周辺部もF2.8と同じ印象ですが、NEXの周辺も良くなってきましたが他より流れる感じです、NEXの中心部が飛び抜けてキリっとしているのはJPEG生成時のシャープネス処理なのでしょうか?というかGXRは中心部より少し周辺の方が解像感があるのが不思議です、

<F5.6>
X-E1  NEX  GXR
どれもF4と同じ傾向で、周辺がさらに少し引き締った感じだと思います、

<F5.6>(BW)
X-E1  NEX  GXR
モノクロだとはっきりわかりますが、X-E1やGXRに比べるとNEXは非常にコントラストが高い処理がされているようです、カラーでもJPEG生成時に同じ様な処理がなされているのかもしれないですね、

<F8>
X-E1  NEX  GXR
F8まで絞ると3機種とも画面全体しっかり描写している印象だけど、まだ四隅で僅かに差が出ますね、細部まで一番しっかり描写されているのはGXR、僅かな差ですけどその次がX-E1、そして少し甘いNEXという感じだと思います、中心部は一番くっきりしているのがNEXですが、これはシャープネスとコントラスト処理によるところじゃないかと思います、

<ノクトンクラシック35mm/1.4の画像比較を終えて>
そうか!開放付近でNEXのピントが中心部でもとても甘く見えたのはローパスフィルターの影響によるハレーションですね、画像真ん中辺のビルの室内の照明のまわりにハレーションがはっきり出ていますがローパスレスのX-E1とGXRには出ていません、NEXの場合F1.4の開放からF2位までは画面全体にこの現象が起きていてピントが甘く見えたのだと推測します、


Carl Zeiss BIOGON 21mm F4.5

<F4.5>
X-E1  NEX  GXR
これははっきり差が出ますね、GXRは中心より周辺描写が僅かに甘くなっているのがわかる程度で、これはレンズの性能なのかもしれませんが、NEXは周辺がさらに甘くパープルフリンジが出ています、そしてX-E1にいたっては周辺の像が甘いというか結像していないですね、周辺ボヤボヤです、
『Mマウント』専用設計のGXRは流石ですね、GXRのカタログにはMOUNT A12の作例にスーパーアンギュロンで撮った写真を載せていますが伊達じゃないですね、MOUNT A12開発陣の心意気が感じられます!
中心部はどれもしっかり解像しています、

<F5.6>
X-E1  NEX  GXR
半絞り絞っただけでNEXは周辺が少し引き締りましたがX-E1はボヤボヤのままです、この勝負はGXRが圧勝という感じかな?

<F5.6>(BW)
X-E1  NEX  GXR
カラーだとNEXの中心部の解像力が一番良く見えるような感じですが、黒白だと3台とも解像力は同程度か、むしろX-E1とGXRの方が解像力があるように見えます、

<F8>
X-E1  NEX  GXR
F8まで絞るとX-E1の周辺も結構良くなったけどまだまだボヤっとしてます、NEXの周辺はGXRと比べても殆ど見劣りしないくらいに良くなりました、

<ビオゴン21mm/4.5の画像比較を終えて>
X-E1は、後玉がセンサーの近くまで出っ張っているタイプのレンズだと周辺は解像しないようで、ルサールを装着した時も同じように周辺ボヤボヤでした、
以前NEX-5+このビオゴンで撮ったときに結構気になった四隅のマゼンタかぶりはNEX-5Nでは感じられませんでした、
GXRは優秀ですね、ルサールとの相性も本当に良いなと感じましたし、

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Taylor Hobson COOKE SPEED PANCHRO 50mm F2

<F2>
X-E1  NEX  GXR
この対決は一目でわかる顕著な差がないので比較が難しいですね、X-E1は他の2台よりも周辺に行く程少しほわーっとした感じになっているのがわかるけど、しっかり解像はしているように見えます、

<F2.8>
X-E1  NEX  GXR
GXRが画面全面が均一に解像していてくっきり写っています、
NEXは中心部と周辺で僅かに違いが感じられ中心くっきり周辺やんわりです、
X-E1は全体に軟らかい印象なのですが、もしかしたらこの写りが一番レンズ本来の描写の持ち味を描き出しているのではないかと思うような繊細で優雅な描写のような気もします、
中央左の木の葉の描写を見るとそれぞれの特徴が良くわかると思います、GXRは正確にきっちりそして自然な描写をしていて、X-E1はきちんと解像はしているけど軟らかく何か空気感のようなものまで伝わる描写で、NEXは他2台と比べると少し雑な印象を感じるのですが、人それぞれ好みもあると思います、

<F4>
X-E1  NEX  GXR
建物を見ると、もう等倍で見ても見分けがつかない位どれもしっかり描写していますが、木の葉の描写には違いが感じられます、

<F5.6>
X-E1  NEX  GXR
3枚の写真の同じ部分のディテールを追っていくとNEXよりGXRとX-E1の方が解像力が高いように見えます、これはやっぱりローパスフィルターの有無の差なのかな?
GXRとX-E1では画像サイズが大きいX-E1の方が実質的な解像力はある事になりますが等倍の解像感はほぼ同じ程度だと思います、

<F5.6>(BW)
X-E1  NEX  GXR
3機種とも四隅までしっかり解像していて甲乙付け難い描写です、
NEXは少しコントラスト高めのチューニングで黒が引き締っているので撮って出しでも見映えのする画になるという感じですかね、

<F8>
X-E1  NEX  GXR
F8まで絞っても今までの傾向のままですが、一つ気付いたのはX-E1はノイズっぽさが全くといっていい位無いですね、NEXとGXRは多少ノイズっぽく感じる部分があります、ISO200でもノイズリダクションが効いているのかは不明ですが、じっくり見比べると違いがわかります、
GXRが一番鮮明な画像に見えますが、ずっと見比べているとX-E1と互角なようにも見えてきます、NEXは解像感で少し見劣りしますが、等倍での比較で微かにわかる程度です、

<スピードパンクロ50mm/2の画像比較を終えて>
他の二本のレンズでの比較ほど大きな差を感じない分、より仔細に見比べる事になり、結果それまで見えていなかったカメラ自体の解像力やノイズ感などの違いに気付く事ができました、
しかしそれは言い換えれば、このスピードパンクロ50mm F2を装着した時のX-E1とNEXとGXRの描写の差は微々たるもの言うか、ほとんど差が無かったとも言えます、


<おわりに>
たった3種類のレンズで、しかも詰めのあまいセッティングでの比較なのでデータ不足も甚だしいのですが、ボクとしては、なんとなく釈然としないまま闇雲に使い分けていたこのAPS-Cミラーレス3機種の特性が、ある程度明らかになり冷静に向き合えるようになった気がします、

それは例えば、X-E1にビオゴン21mmのような後玉がセンサーに接近した超広角レンズを装着して、周辺の像があまくなったとしても、「メーカー純正Mマウントアダプターまで出しているのにダメだなぁ」とは思わずに、周辺までしっかり結像しないのは承知の上でMマウントアダプターを発売したフジの柔軟さを評価したくなるような感じです、

同じ条件で撮った1600万画素や1200万画素の写真をMacbookやMacbook proの13インチモニターで等倍まで拡大して一部分だけの画像を並べて、まさに重箱の隅をつつくように見比べる作業自体、本来の写真鑑賞とは全く別な行為だと思いますが、実際に今回の比較をしてみると、新たな発見(自分にとってはですけど)がいくつもあり、突然閃く瞬間とかもあって、内容は兎も角、やってる本人にとっては想像していたより面白い企画でした、

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